「これまで経験してきた『痛み』はすべて、
いつかあなたを『愛する』ためのものだった。」
はじめに (Intro)
詩 : ラヴィン綾子
2025年1月1日 公開
痛かった。
すごく痛かった。
今も少し痛いんだ。
今までこの傷に意味なんてないって思ってた。
あまりにも苦しすぎたから。
無駄じゃないって思いたかったけど、無理だった。
この傷たちはたぶん、
一生、完全には消えない。
でもね、最近気づいたことがあるんだ。
まるで誰かに与えられたように、思ったことがあるの。
「これまで経験してきた『痛み』はすべて、
いつかあなたを『愛する』ためのものだった。」
って。
[ Behind the Creation ]
制作の裏側。
この作品をつくったのはアルバムのコンセプトを表現したかったから。それに合わせてアーティスト写真も撮りたいと思って構想を練りはじめたの。
詩は実際のわたしの気持ちの変化について書いたんだ。本当にそのままの気持ちを。
「これまで経験してきた『痛み』はすべて、いつかあなたを『愛する』ためのものだった。」って、未だに自分の中で疑ってしまう時がある。
あんなに苦しむ必要あったのかとか、こんな経験をしなくてもポジティブなメッセージを届けられる人たちっていっぱいいるよね、とか。
でもそう思うたびにやっぱり、わたしが経験した痛みはすべていつか誰かを愛するためのものだったって思うんだ。
わたしはまだ気づいてないだけで、わたしにしか与えられない言葉やエネルギーがあるんだろうなって思うから。
[ Credit ]
制作に携わった人たち。ありがとうございます。
- Creation -
{Producer} Lavin Ayako
- Narration -
{ Words } Lavin Ayako
{ Voice } Lavin Ayako
- Video -
{ Director } Lavin Ayako
{ Videographer } Muddyshoes Daisuke
{ Hair & Make-up } Sayoko Tomono
- Artist Photo -
{ Director } Lavin Ayako
{ Photographer } Muddyshoes Daisuke
{ Hair & Make-up } Sayoko Tomono
[ To You ]
観てくれたあなたへ。