🩷

[BLOG]

私の双極性障害について

私は双極性障害。

躁鬱病とも言われてる。

今日は自分の病気について少し振り返ってみようかな。

 

初めて病院に行ったのは2015年5月、18歳のとき。

頭痛がひどくて病院に行ったんだけど、原因がわからなかった。

このときは大変だった。

今はまだ言えないけど、大変な環境にいた。

だからどんどん自分の精神がおかしくなっていった。

2016年の9月くらいにその環境から出ることができた。

2016年の11月、お薬手帳を見るとロラゼパムという不安や緊張を和らげる薬を処方されているので、このとき初めて心療内科に行ってみたんだと思う。

ゆうメンタルクリニック新宿院に行った。

初診なのにすぐ予約ができてすごく助かった。

その後急に機嫌が良くなって「もう病院に行くのやめます!」って診察室で言ったのを覚えてる。

ここからあまり記憶ない。

お薬手帳を見ると、次に心療内科に行ったのは2018年の1月。

リーマスを出されたので家に帰って薬について調べ、自分は双極性障害なのだと理解したのは覚えてる。

でも薄々気づいてたんだよね。

双極性障害かもって。

このとき20歳。

大学3年生のころ。

2018年の4月、4年生になるはずだったけど大学を1年休学した。

あと卒論書いて週一のゼミに出席すれば卒業できたけど、それもできないと思ったから。

あの時休学してよかった。

はじめて人生でまともに休めたように感じた。

今までずっと走ってた。

無理してた。

音楽もそれまでは無理してやってた。

音楽にしがみついていた。

だから手放してみた。

そしたらすごく楽になった。

リーマスは妊娠時に使用してはいけないとかあって、妊娠する予定とかなかったけど若いから違う薬を試してみようということになって、ラミクタールっていう薬も試した。

それで発疹が出たんだよね。

全身に。

大変だった。

2週間くらいソファーで寝て過ごしてた。

音楽を手放したのはこのタイミング。

手放すために発疹が出たのだと思う。

だからよかったって思ってる。

2019年4月、大学に復学した。

この一年だったと記憶している。

一番大変だったときは。

死にたくて、消えたくて、生まれてこなければよかったって何度も思った。

言葉にすると辛さが伝わらないからあまり言いたくなかったけど、すごく苦しかった。

自分が内側から破裂してしまうんじゃないかと感じた。

リスカをした。

リスカはバレるから太ももも切った。

リスカ用のカッターナイフも買った。

切りやすいものが欲しかったから。

なんで心はボロボロでぐちゃぐちゃなのにこんな綺麗な体をしてるんだろうと思った。

傷つけないといけないと思った。

絶望だった。

でも理由がない。

お金がないとか、悲しいことがあったとか、そういう理由がないからどうすればいいのかわからなかった。

ただただ耐えた。

耐えるしかない。

自殺して、本当に楽になれるのかわからなかった。

あの苦しさ以上の苦しさがあるとは思えなかったけど、それ以上の苦しみがあって、自殺したらそれを感じ続けるかもしれないと思った。

怖かった。

だから死ねなかった。

でもそんなあるとき「生きる」と決めた。

なんでだろう。

結局私は強かったのだと思う。

「生きる」と決めた。

「死にたい」と思うのをやめることを決めた。

それからはもう一人の自分が出てきて「大丈夫だよ」って言ってくれるようになった。

本当に別の人間かのように思えた。

当時の自分からは到底考えられないような言葉が出てきた。

それに助けられた。

恨んでる人もいっぱいいたけど、許せた。

病気になって、それまでの人生も含めて、私は色んなものを失ったと思っていた。

でもそれは違うと気づけた。

どんな経験も尊いと思えるようになった。

まだそれらの経験に意味をつけることはできないけど、私はこれらを経験したくて生まれてきたのだと理解した。

2020年10月、音楽をもう一回やってみようと思えた。

このころにはかなり人間性が変わったと思う。

すごくポジティブな人間に成長できた。

約2年半音楽から離れていた。

曲も聴いてなかったと思う。

昔音楽をやってたな、って思い出すことができた。

この話はまた今度するけど、そのくらい元気になれた。

でも鬱になる度に朝起き上がれなくなって、それが辛かった。

音楽をやりたいと思っても起き上がれないし、起き上がれてもだるいからそれといった活動ができなかった。

鬱になるとやっぱり感情もどうしてもネガティブになってしまっていた。

辛かった。

仕事はなんとかやった。

なんとか。

正直寝てる時もあった。

でも自分に与えられた仕事はちゃんとやった。

そんな感じで数年過ごした。

薬を調整しながら少しづつ良くなっていった。

2024年4月、今も毎月病院に行って毎日薬を飲んでる。

現在の症状は鬱になると起き上がれないということくらい。

うつ状態になっても気持ちがネガティブになることはなくなった。

夢に向かって行動できるくらいにまで成長した。

これからどうなるかわからないけど私はこの病気とともに生きていく。

治らないと言われている。

それを受け入れられないときもまだある。

でも精一杯生きていきたい。

夢があるからね。

今は幸せ。

夢で悩めるのは贅沢な悩み。

今日は私の病気、双極性障害について振り返ってみた。

全ての経験が今の私をつくっている。

乗り越えた自分に感謝してる。

これからも何があるかわからないけど、もう神様はあの時以上の苦しみを私に与えることはないんだろうなとも思う。

だから今に感謝して生きていきたい。

BLOG