蝶たちとのお別れ

2025年9月9日(火)

9/3にお家にやってきたみう、9/6にやってきたみか。

8日の朝、みかが外で飛びたがっているような気がしたから神社まで連れて行った。

出会った時は地面で動けない状態だったし、家でもじっとしていた。

羽も汚れてたし、特に左の羽は傷ついてたからもう飛べないんだろうなって思ってた。

でも7日の午後からたまに飛ぼうとし始めた。

みうもみかも部屋の中央のテーブルに布とかキッチンペーパーを敷いてその上に乗せてあげてた。

二匹とも飛べないと思っていたので何かに入れたりはしてなかった。

7日の夕方にみかかテーブルから消えてて、カーテンに止まってた。

床から80cmくらいの高さだった。

ちょっと飛べるようになったんだって思ったけど、そんなに飛べるわけではなさそう、外に出たいんだなって思った。

もうすぐ夜だったから明日外に連れて行ってあげよう、そんなに飛べなかったらまた連れて帰ろうって思った。

翌日の8日の朝、神社に連れて行ってあげた。

しばらく手に止まってて、帰ろうと思った。

神社は階段が結構あって高い場所にあった。

階段を降りて少しだけ歩いたところでみかは神社に向かって高く高く飛んでいった。

びっくりした。

そんなに高く飛べたんだと思って感動した。

5秒くらいの出来事だったと思う。

しっかり目に焼き付けた。

傷ついた羽でも高く飛んでいけるんだと。

うちもそうなれるんだって。

ありがとう、みか。

 

みうは今朝亡くなった。

みかがいなくなった後、家に帰ってきたらみうがテーブルから落ちていた。

多分飛ぼうとしたんだと思う。

死ぬ前に外で飛びたいんだと思った。

みうが来てから5日が経っていた。

砂糖水も飲まない。

何も飲んでない。

ストローも出せないから。

こんなに生きると思ってなかったけど、もう死ぬことを自分でわかっているんだと思った。

外に出してあげた。

お花の近くにやっても興味を示さなかった。

飛ぼうとしても全然飛べなくて、すぐひっくり返って、でも頑張って飛ぼうとした。

これでよかったのか、悩んだけど、正直わからない。

外に出したら何度も飛ぼうとしたからこれでよかったって思ってる。

家に連れて帰ってまたテーブルの上にいてもらった。

明日には天国に行くんだと感じた。

寝る前に天国はとてもいいところで、またそこで会おうねって言った。

次の日の今日、朝の6時半に起きてみうを見たら死んでいた。

さみしかった。悲しかった。

なんでいっぱい涙が出るのかわからなかった。

神社の木がいっぱい生えてるところの根元に置いて落ち葉をいっぱいかけてあげた。

みうを置く時、すごくさみしい気持ちになった。

離れたくなかった。

自分に似てると思っていたんだと思う。

天国でいっぱい空を飛んでほしい。

愛してるよみう。

LAVIN AYAKO